従来のBluetooth接続(B-LINK)から、次世代のメッシュ通信規格「B+FLEX」へと進化した新モデル『7X EVO』と『7X』が登場。
「最新モデルが欲しいけど、7X EVO(約6万円)と7X(約5万円)で1万円も違う…。基本の通信性能が同じなら、安い方でいいの?それとも7X EVOを買うべき?」と悩んでいる方も多いはず。
両モデルを徹底的に比較します。
7X EVO と 7X スペック比較表
「通信」や「音質」は全く同じですが、7X EVOにしか搭載されていない3つの限定機能があります。
| 機能・スペック | 7X EVO | 7X |
| 税込価格 | 59,400円 | 49,500円 |
| B+FLEX (MESH通話) | ⭕️ | ⭕️ |
| B+FLEX (ONLINE通話) | ⭕️ | ⭕️ |
| ACTIVE-SWITCH(※1) | ⭕️ | ⭕️ |
| 高音質 Ride Audio | ⭕️ | ⭕️ |
| ボイスコマンド | ⭕️ | ❌ |
| 聴きトーク (ONLINE時) | ⭕️ | ❌ |
| モバイルミックス(※2) | ⭕️ | ❌ |
| ユニバーサル通話 | ⭕️ (1台のみ) | ⭕️ (1台のみ) |
| バッテリー / 防水 | 14時間 / IP67 | 14時間 / IP67 |
(※2) モバイルミックス:自分のスマホにかかってきた電話を、インカムのグループ通話に繋いでメンバー全員で話せる機能。
「3つの決定的な違い」
7X EVOにあって7Xにない「3つの機能」は、実際のツーリングでどう影響するのでしょうか?
① ボイスコマンド(ハンズフリー操作)
7X EVOは「ヘイ、ビーコム!」と話しかけるだけで、音楽の再生・停止や音量調整、バッテリー残量の確認などができます。
分厚いグローブをしている時や、クラッチ操作で左手が離せない時など、「ハンドルから一切手を離さずにインカムを操作できる安全性と快適さ」は、一度味わうと戻れないという声が多いです。
② ONLINE通話中の「聴きトーク(音楽・ナビとの同時再生)」
新型の目玉機能「ACTIVE-SWITCH」により、仲間とはぐれてメッシュ通信が届かなくなっても、自動でネット回線(ONLINE通話)に切り替わり会話を続けられます。7X EVOなら、このONLINE通話中も裏でナビ音声や音楽を流し続けることが可能です。
7Xでは、ONLINE通話になった瞬間、ナビや音楽がストップして通話音声のみになります。「知らない道ではぐれた時にナビが聞こえなくなるのは困る!」という方は7X EVO一択となります。
③ モバイルミックス(電話の共有)
ツーリング中に急な電話がかかってきた際、7X EVOなら「その電話の音声を、インカムで繋がっているツーリング仲間全員に共有(ミックス)する」ことができます。「ちょっと電話来たから、みんなも一緒に話そう!」といった使い方ができる、7X EVOならではのスマートな機能です。
【7X EVO】最高峰モデル
フラッグシップモデルの「7X EVO」は、B+COM史上最高の通信安定性と機能性を誇ります。予算が許すなら間違いなく満足できる完成度です。
7X EVOのメリット
- 通信の安定性が圧倒的
「B+FLEX」により、従来のB-LINKよりもノイズが少なく、途切れにくくなりました。 - 大規模ツーリングに最強
プライベートで最大20人、オープンチャンネルならなんと「人数無制限」で1アクションで参加可能。大人数でのペアリングのグダグダから解放されます。 - 他社インカムとの相性改善
SENAやCardoなどと1対1で繋ぐユニバーサル通話の品質が大きく向上。 - 音質が大幅進化
Pioneer(パイオニア)共同開発の「Ride Audio」。高速道路の激しい風切り音の中でも、低音の厚みとクリアな中高音がしっかり響きます。 - 新クレードルで着脱が一瞬
マグネット+レバーロック式になり、ヘルメットへの着脱がめちゃくちゃ簡単になりました。休憩時の盗難防止にも役立ちます。
7X EVOのデメリット
- ユニバーサル通話は「1台のみ」
他社製インカムと同時接続できるのは1台までです。 - ONLINE通話はまだ「β版」
距離無制限のオンライン通話は画期的ですが、現状はβ版のため今後のアップデートによる安定化に期待、という段階です。 - 価格が高い
シングルで約6万円。インカムとしては最高級クラスの投資になります。
【7X】コスパ最強の次世代機
「7X」は、7X EVOから一部の付加機能を省き、1万円安くしたハイコスパモデルです。実は「インカムとしての基本性能」は7X EVOに全く引けを取りません。
7Xのメリット
- 7X EVOと同等の通信性能
「B+FLEX(MESH+ONLINE)」や、自動切替の「ACTIVE-SWITCH」など、通信の強さと安定性は7X EVOと完全に同じです。 - 音質も7X EVOと同じ
Pioneer監修の「Ride Audio」も搭載。 - 操作性・マウントも同じ
便利なマグネット式クレードルや直感的な操作感も7X EVOと同等。 - 価格が安い
基本スペックは同じなのに1万円安い。
7Xのデメリット
- 7X EVO限定の機能が使えない
声で操作する「ボイスコマンド」や、電話をインカム通話に混ぜる「モバイルミックス」がありません。 - ONLINE通話中の「聴きトーク」が不可
前述の通り、ネット回線を使った通話に切り替わったタイミングでのみ、ナビ音声や音楽が裏で流せなくなります(MESH通信中は問題なく同時再生可能です)。
1万円の差額!あなたはどっちを選ぶべき?
最後に、両モデルの「選ぶべき決定的なメリット」をまとめました!
『7X EVO』(59,400円)
✅ 妥協なしの「全部乗せ」
→ B+COMの最高峰機能をフル活用したい
✅ 「ボイスコマンド」搭載
→ ハンドルから手を離さず安全に操作可能
✅ ONLINE通話中も「聴きトーク」可能
→ はぐれてもナビ音声を聞き逃さない
✅ 「モバイルミックス」搭載
→ 電話の着信をグループ全員に共有できる
『7X』(49,500円)
✅ 圧倒的なコスパ
→ 7X EVOと基本性能は同じで1万円安い
✅ 通信性能は7X EVOと同等
→ 最新メッシュ通信「B+FLEX」搭載
✅ 音質も7X EVOと同等
→ Pioneer共同開発「Ride Audio」
✅ ボイス操作は不要と割り切れる
→ ボタン操作で十分な方向け
どちらを選んでも、2026年最新の「B+FLEX通信」による圧倒的な繋がりやすさと、「Pioneerの最高音質」は確実に手に入ります。
予算と欲しい機能を天秤にかけて、あなたのバイクライフを変える最高の1台を選んでください!
前回の記事でも触れましたが、愛用中のSB6Xから、取り外しがマグネットになった新型へ乗り換えたくてウズウズしています。ただ、ネックなのはやはり価格です。
記事を書きながら私自身も本気で頭を抱えているのですが、皆さんはどちらを選びますか?

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